SLPY

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§ 主な登場人物の紹介

真紅 : 愛を真っ赤に燃やす第5ドール。究極聖少女アリスだが、酔うと下ネタを乱発するのが玉に瑕。

雛苺 : 可憐な桜貝を思わせる純真無垢な第6ドール。所かまわず失禁するが純真無垢なので仕方がない。

翠星石 : 緑なす大地を思わせる第3ドール。大地なので不動卿である。ものぐさではない。

蒼星石 : コバルトの海を思わせる第4ドール。海なので包容力があるが、相手を精神的に沈ませることもある。

水銀燈 : 今日という日を熱く生きるために今を燃やす第1ドール。

金糸雀 : 黄金の巣を作るオオガネムシ詐欺にひっかかって全財産を失った。

珪孔雀 : 企画物にして規格外の第8ドール。まだ胸にぬくもりがある。

雪華綺晶 : 風が運ぶ歌に気持ちがふと揺れる第7ドール。気持ちは揺れるが趣向はぶれない。

薔薇水晶 : 槐メイデンなので、リツイート欲しさに嘘をミルフィーユすることもある。


§ 薔薇屋敷の庭

オディール「O'zapft is!(オ ツァプフト イス!) 薔薇屋敷オクトーバーフェストの開催デスよー!」

真紅「ビール! ビール!」

金糸雀「ビール冷えてるかしら~?」

翠星石「大丈夫ですよ! バッチ冷えてますよ~」

雛苺「フーッ! たまんないのー!」グビグビグビ

蒼星石「まだまだビール重くしてあるから、ドゥンドゥン呑んでね!」

薔薇水晶「…重いですか? このビール? 口当たりが軽く、飲みやすいと思いますよ」ゴクゴク

雪華綺晶「蒼薔薇のお姉様は、『たくさんある』を『重い』と表現することが稀によくあります」

薔薇水晶「…どこかの方言か何かで?」

雪華綺晶「分かりません。いくら問い詰めても蒼薔薇のお姉様は答えてくれませんでしたわ」

二葉「くーっ! この喉越し! 生きてるって感じるゥ!」ぷはーっ

一葉「死んでるくせに何を言う」

二葉「いやはや、こりゃ失礼!」

一葉「こやつめ、ハハハ!」

二葉「ハハハ!」

翠星石「早速、おじじブラザーズが出来上がっているですね」グビグビ

水銀燈「こんなアルコールで簡単に自我が壊れるだなんて、脆いわねぇ人間も」グビグビ

珪孔雀「でも、何だか微笑ましいですよね。兄弟って感じで」

真紅「フゥー! 若人よ飲んでるかぁ? 爺さん達に負けてちゃダメダメよ~! ウィー、ヒック!」

ジュン「からむな。酒臭い。こっちはこっちで子供ビールやファンタで楽しくやっているから」

真紅「あら、冷たい反応。これだけの乙女が酔いどれているのよ! ラッキースケベチャンス満載よ!」

ジュン「なんて卑猥な…ドールだ…」

雛苺「あややややや! トイレトイレー! 漏れちゃう漏れちゃう! こぼれちゃうのー!」プルプル

巴「ヒナ、もうちょっとガマンして、ほら! すぐそこに特設トイレがあるから…っ!」

雛苺「あ! あんなところにトイレが! やったのー!」ジョビジョバァー

巴「雛苺ーッッ!?」

雛苺「うゆゆゆゆゆ! トイレを見つけた喜びでウレションしちゃったのー! もう止まらないのー!」ブショアアア

めぐ「だ、大丈夫!? 雛苺ちゃん!? 放尿の勢いで地面が抉れていってるわよ!」

雛苺「走り出したら止まらない、それがキアヌ・リーブスの『スピード』なのよー!」パパウパウパウ

めぐ「ちょっとした波紋カッターレベルね」

巴「こうなったら、もうヒナが出し切るのを待つしかないわ…」

金糸雀「ふふん、相変わらずヒナったら、お漏らししまくりのお子ちゃまかしら」グビグビ

みつ「カナも大丈夫? こまめにおトイレ行っておいた方がいいんじゃない」

金糸雀「ちょっと! いくら、みっちゃんでもカナのシモの心配をするだなんて失礼じゃあないかし…らっ? うっ…」ピタリ

みつ「ご、ごめ~ん。…て、カナ? どうしたの急に?」

金糸雀「な、なんでもないかしら。別に全然、平気。でも、ちょっと用事を思い出したから薔薇屋敷の中に行くかしら」

みつ「え?」

一葉「…大声を出したり、ふと力んだ瞬間にちょっと出る。私にもよくあることだ」

金糸雀「出てないってば! おじいちゃん、変なフォローしないでちょうだ…、あっ…」プルッ

蒼星石「強がって、みんなから隠れて屋敷のトイレにこっそり行くよりも、すぐそこの特設トイレに行った方がいいよ」

金糸雀「そ、それではお言葉に甘えさせていただくかしら~…」ヨロヨロ

蒼星石「こっちも助かる。屋敷の中で漏らされると掃除とか大変だし」

金糸雀「ううっ…」フラフラ

水銀燈「やれやれ、水分排出のコントロールもできないだなんて…恥ずかしい妹達だこと」グビグビ

真紅「まったくだわ。薔薇乙女の名折れだわだわ…、ゲェッフ! ゲプッ? ウォエエエエッップス」びちびちびち

水銀燈「ちょっと! ゲロ! 真紅! ゲロ! なんで喋りながら嘔吐するのよぉ!」

真紅「ただのゲップかと思って出したら、ゲロがビチビチやねん」ロッパー

珪孔雀「真紅お姉様ぁ…」

真紅「心配しなくても大丈夫よ珪孔雀。生きているという事は何かを体に入れて何かを体から出す事…」ロッパー

ジュン「汚い。流石、真紅。汚い」

オディール「本場ドイツでも、ゲロはともかく、トイレ関係は結構な問題になってマスからね~」

めぐ「そうなんだ。と言うか、オディールはフランス人なのに、ドイツのオクトーバーフェスト行ったことあるんだ?」

オディール「ウィ! 近隣諸国や外国からの参加者も少なくないデスよ」グビグビ

のり「あの…、オディールさん普通にビール飲んじゃってません?」

オディール「これは泡立ち麦茶だから平気デース。郷にインしたら郷にフォロー! 日本で飲酒は20歳から!」

のり「えぇ…?」

翠星石「うぃー! ひっく! ちょっといい気持ちになっちゃったですよ~! たりらりらーん!」フラフラフラ

蒼星石「大丈夫? 翠星石? フラフラだよ」

翠星石「ダイジョブ! ダイジョブれすぅ~、翠星石はー! 全然ーっ、酔ってなんかいないのれすぅ~!」

蒼星石「うん、駄目だね。完全に酔っ払いの言動だ」

ジュン「少しはジーッとして、どうにか落ち着け翠星石。転んで怪我するぞ」

翠星石「あぁん? ビール飲んだ事もねぇチビ人間が、趣味で酒造をも極めている翠星石に意見するですか?」

ジュン「それ、密造酒じゃないのか…」

翠星石「ほら、ちょっとそこになおれですチビ人間! いっちょビールの素晴らしさを叩き込んでやるです!」グイグイ

ジュン「やーめーろーよー! かーらーむーなー!」

翠星石「先ずは、ビールの芳醇な香りを翠星石のゲップでお裾分けですー」ゲフッ

ジュン「くっさ!」

翠星石「まだまだ出るですよー! ホラホラホラホラホラホラァ…、ウッ!? ウォエエエップス!」びちびちびち

ジュン「ぎゃあああっー!」

蒼星石「あーあ、吐いちゃった」

雛苺「あびゃびゃびゃびゃびゃー! オシッコがさっきから全然まったく止まらないのー!」チュイインン

巴「尿カッターが岩盤に到達した音…ッッ!?」

のり「うちの子達がすいません。二人ゲロ、一人オモラシですぅ…」

二葉「かまへん、かまへん。ワハハハハハ!」ぐびぐび

珪孔雀「…あ! あそこで槐さんが倒れてますよ!」

薔薇水晶「お父様…? お父様…!?」

槐「……」グッタリ

ジュン「と言うか、来てたんだ槐先生も」

槐「僕としたことが…ついつい飲みすぎたようだ」グッタリ

オディール「オゥ…! ビアライフェン発生でいらっしゃるデスよ! 介抱してさしあげマス!」

槐「だんけしぇーん…」

薔薇水晶「私も付き添います…お父様!」

金糸雀「びあらいふぇん…って何のこと?」グビグビ

水銀燈「ドイツ語でビール死体って意味よ。ようするに、酔っ払って倒れた人」グビグビ

金糸雀「なるほど。水銀燈お姉ちゃんってば物知り博士かしら」グビグビ

水銀燈「お姉ちゃん言うな」グビグビ

二葉「死体だって…? 僕のこと呼んだ?」

水銀燈「呼んでない」

めぐ「じゃあ、ひょっとして私…?」

水銀燈「呼んでないっつってんでしょ」

蒼星石「倒れるまで飲むだなんて。いや~、こんなに僕のビールを喜んでもらえるとは嬉しいよ! 感謝の極み!」

真紅「僕の…?」

翠星石「ビール…?」

ジュン「蒼星石が今日のこれらのビールを作ったのか?」

蒼星石「そうだよ。麦もホップも自家栽培。酵母だって僕がアフリカの奥地で探索、発見、単離した特殊な酵母だ」

ジュン「なんてこった…! 蒼星石まで密造酒に手を出すだなんて!」

翠星石「ガハハハハハハハ! よくやったですぅ! それでこそ翠星石の妹ですぅ! ガハハハハハ!」

蒼星石「馬鹿笑いはやめてよ翠星石。それに僕のはギルティじゃないよ、合法さ」

翠星石「なんですとーっ!?」

みつ「アルコール度数が低ければ自作のお酒も大丈夫って聞いたことあるけど…、そういうことなの蒼星石くん?」

蒼星石「いえ、違います。これはアルコール度数1%以上なので、個人が作ったら違法ですね」

水銀燈「だったら、やっぱりアンタもギルティメイデンじゃないの。お父様が知ったら泣くわよぉ」

一葉「蒼星石は、酒税免許を持つ醸造所で設備を借りて酒造したから違法ではないのだよ水銀燈」

水銀燈「醸造所…?」

蒼星石「うん、マスターのツテでビール作り体験サービスを受けることができたんだ」

珪孔雀「すごーい!」

蒼星石「そこに材料を持ち込んで、職人さんに色々と教えてもらいながらできたのが、今日みんなに出してるビールさ!」

ジュン「なんという本格派志向。楽してズルすることばかり考えている他の姉妹とは圧倒的な雲泥の差…っ」

蒼星石「はははっ! お褒めに預かり光栄だよジュン君! よーし、もうちょっと本気出しちゃおっかな」

雪華綺晶「これでも、まだ本気を出していなかったとは…!」

薔薇水晶「蒼星石の本気…、蒼星せ気…ッ!」ボソリ

金糸雀「ん? 今、何て言ったのかしら? 薔薇水晶…? よく聞こえなかったかしら」

薔薇水晶「い、いえ…。何でもありません」

金糸雀「あら、そう? それで槐はもう大丈夫なの?」

薔薇水晶「…はい。今は、屋敷の中のベッドで横になっています」

蒼星石「オクトーバーフェストはビールを飲むだけじゃあない! 大いに食べる祭でもある。というわけで料理を持ってくる」

巴「私も手伝うわ、蒼星石」

蒼星石「いいよ、僕だけで平気さ」

のり「そんなの悪いってば。じゃあ、私が手伝う」

蒼星石「いやいや、いいよいいよ。本当、僕一人で大丈夫!」

金糸雀「だったら、カナが手伝うかしら」

蒼星石「どうぞどうぞ! じゃあ、お願いね。こっちに来て金糸雀。料理も重くしてあるから」

金糸雀「えっ…」

みつ「自分から言い出したんだから、ちゃんと手伝わなくちゃ駄目よ~、カナ」

金糸雀「う、うん…」

真紅「料理か…、大量にゲロってお腹が空いてきた頃合だから、助かるわ」

翠星石「翠星石もお腹ペコペコですぅ」

珪孔雀「料理って…やっぱりソーセージやジャガイモなんでしょうか」



蒼星石「…はーい! 持って来たよ~! 先ずはドイツと言えば、これ! ソーセージ!」

雪華綺晶「珪孔雀の言うとおりソーソージでしたわね」

蒼星石「あら? やっぱり予想されちゃってた? でも、まだ料理は他にもある。それにこのソーセージも自家製だよ」

水銀燈「ふーん」

翠星石「蒼星石お手製ソーセージ! 食べずにはいられないですぅ!」バリボリ

真紅「でも、こんなジュンのチンポ○みたいなソーセージじゃあ、いくら食べても満足できないわ!」モッチャモッチャ

ジュン「伏字をちゃんと使え」

真紅「え? ちゃんと…チン○コって一文字を隠しているでしょ?」

ジュン「てめぇ…」

蒼星石「はっはっは! すぐに金糸雀がご馳走を持ってくるよ真紅」

金糸雀「さぁさぁさぁ! 鶏の丸焼きお待ちかしら~」デデーン

雛苺「わぁい!」

二葉「待ってましたー!」

みつ「あら? カナ、その衣装は…?」

金糸雀「流石、みっちゃんってば目ざといかしら~! そう、ドイツ伝統ディアンドル(エプロンドレス)よ!」

蒼星石「料理を取りに屋敷の中に入ってもらった際に、ついでに着替えてもらったんだ」

めぐ「水銀燈のいつもの格好と似てるわね」

みつ「やぁだ! もうカナってば素敵すぎぃ! カワイイの塊よーっ!」

金糸雀「ありがとかしら、みっちゃーん!」

水銀燈「あほらし…」

金糸雀「んもう、そんなツンツンしちゃって! ほら、どう? ねえ、どう? 似合ってるでしょ水銀燈?」

水銀燈「心底どうでもいい。早く、鶏をよこしなさい」

金糸雀「あぁん、いけずぅ~!」

のり「金糸雀ちゃんだけがお着替え? 蒼星石ちゃんはお色直ししなかったの?」

蒼星石「やだなぁ、僕もちゃんと着替えてるよ、ホラ!」

のり「…?」

珪孔雀「全然、さっきと違いが分かりません」

蒼星石「やだなぁ、ほら、ここ! ここ! ドイツ伝統のレーダーホーゼン(ハーフパンツ)!」

ジュン「いつもの半ズボンとほとんど変わってないじゃないか」

雪華綺晶「これは分かりませんわ…」

蒼星石「まあ、それはさて置き、料理はまだ続くよ! バイエルン名物のチーズ麺や、雄牛のしっぽだ!」

真紅「え? 雄牛の○○ぽ?」

ジュン「伏字を使うな」

翠星石「んんー! このチーズ麺すげぇうめぇです! カロリーの塊ですよー!」

雛苺「おいしすぎるのー! お口の中でおいしさが大洪水なのよー!」ジョビジョバァーン

薔薇水晶「雛苺…その下半身の大洪水はなんとかなりませんか」

金糸雀「いやはや、それにしても…ハロウィンパーティしたり、お月見したり、芋煮会したりと結菱家はお祭好きかしら」

水銀燈「じいさんはくだらない私怨で青春を含めた数十年を無駄にしたからね。それを取り返す気なんでしょ」

翠星石「くだらないとは何ですか! 蒼星石だっておじじの悩みには真摯にむきあっていてですね…ッ!」

二葉「そうそう。その通り」

雪華綺晶「二葉がそれ同意しちゃいますか…」

一葉「いいんだ翠星石。水銀燈の言うとおりだし、バッサリ言い切ってくれた方が心地よい」

蒼星石「ああいう水銀燈のキツイ物言いは彼女の優しさの裏返しでもあるんだよ」

翠星石「えぇ~? 面倒くせぇ長女ですね~」

雛苺「ヒナ、水銀燈の人のそういうところチョー苦手なのぉ」

水銀燈「…くっ」

めぐ「はいはい我慢我慢。お姉ちゃんは損して我慢する役割よねぇ~、水銀燈。ほら、ソーセージ食べる?」

水銀燈「…食べる」

真紅「雄牛のしっぽ美味しいのだわ! 雄牛のしっぽ美味しいのだわ(2回目)」チュパチュパ

ジュン「食べ方が汚い。しゃぶるなよ…」

薔薇水晶「真紅は…凄まじい勢いで乙女から遠ざかってますね」

蒼星石「口直しにザワークラウトはどうだい真紅? もちろん、これも自家製さ」

真紅「いただくのだわ! いただくのだわ!」ムシャムシャ

雛苺「キャベツの酸っぱさがお肉の旨味を引き立てるのー! 幸せなの! 幸せの繰り返しなのー!」ジョパパァーン

オディール「雛苺の尿意の波も繰り返しエンドレスでーすネ」

珪孔雀「心なし、地面全体が湿ってきていませんか? あと、言いたくありませんが何だか臭いです…」

金糸雀「まさか。いくら雛苺でもそれほどの尿量は…。それに臭いのは真紅達の吐瀉物のじゃあ?」

槐「いや、この匂いは硫化硫黄だな」クンクン

薔薇水晶「硫黄…? と言いますか、お父様いつの間に」

槐「ついさっき、元気になった。この硫黄臭は温泉っぽい。近くに温泉でも湧いたんじゃあないかな」

水銀燈「あのねぇ、いきなり何の前触れもなく温泉が湧くわけが…」

槐「いやいや、こう見えても僕は温泉に詳しいんだ。温泉旅館でバイトしたこともあるんだよ」

蒼星石「ああっ! 槐先生の言うとおりだ! 庭の隅に突然、温泉の噴水が沸きあがっているー!」

翠星石「なんとーっ!? ナンデです! 温泉ナンデ!?」

水銀燈「そんな馬鹿な…」

のり「貴重な温泉噴出の現場に立ち会えたの!?」

みつ「すごい偶然だわぁ」

巴「…偶然ではないかもしれません」

ジュン「どういう意味だ? 柏葉」

巴「あの温泉噴水が出ているところは、ヒナが最初に失禁をしていたところ」

雪華綺晶「…ッ! そういえばあの時、苺のお姉様の尿カッターが地盤まで達した音がしていましたわ」

蒼星石「つまり、雛苺の尿の勢いで温泉を掘り当てたというわけか」

真紅「何だか知らないけど、とにかくめでたいわ! 当然、栄えある一番湯はアリスたる真紅ちゃんのもの!」ダダダッ

ジュン「あっ、こら! 真紅!?」

一葉「酔った状態での入浴は危険だぞ!」

真紅「ひゃっはー! 危険が怖くてアリスゲームはできないのだわー!」バッシャーン

金糸雀「真紅ぅ…」

真紅「…て! 熱い熱い熱い熱い! アツゥイ! 熱すぎぃ!」ジタバタ

二葉「温度を確かめずに突っ込むから…」

オディール「ライフ知らずにもホドがありまース!」

槐「源泉だろうし、そりゃ熱いよ」

水銀燈「本当、笑える妹ねぇ。真っ赤に茹で上がっちゃって、まるでタコみたぁい」

蒼星石「…真紅が茹で上がるほど熱いのか、試しにソーセージをそこで茹でてみようかな」

金糸雀「温泉タマゴならぬ、温泉ソーセージかしら」

翠星石「硫黄臭くなるだけじゃねぇですか?」

真紅「ぐわぁー! 熱くてたまらぬのだわーっ! 蒼星石! 庭師の鋏で私のドレスを切り裂いてー!」

雪華綺晶「紅薔薇のお姉様!?」

蒼星石「そんなに熱いのか! よし、分かった! すぐ服を切ってあげる!」

薔薇水晶「躊躇…しないのですね蒼星石」

蒼星石「重度の火傷が疑われる時に、熱湯を浴びた服を切るのは当たり前の処置だ」スパパパパーン

裸真紅「ふぅ~! 涼し~い。助かったわ蒼星石!」

蒼星石「イッツマイプレジャー」

裸真紅「一時はどうなることかと思って…、て、あら…?」

ジュン「今度はどうした? 全裸になって、一瞬で風邪でもひいたか」

裸真紅「か、体の動きが…! 急に…鈍くなって! う、動けない! これは何事?」グギギ

雛苺「真紅の体が今度は見る見る白く…、石みたいになっていってるのよ!?」

槐「どうやら、この温泉は含石膏硫化水素型硫黄泉のようだ。それも異常に濃い…」

金糸雀「ええ~と、石膏がお湯に含まれているってことかしら?」

槐「そういうこと」

裸真紅「何という窮屈! か、固まる! うごごごごごごごご…」カチーン

翠星石「真紅が固まっちゃったですぅ」

珪孔雀「むごーい!」

水銀燈「自業自得よ」

蒼星石「真紅の服を切った僕の庭師の鋏も、すぐにお手入れしなくちゃ…!」



裸真紅は―― 2度とドールには戻れなかった…。鉱物と人形の中間の物体となり永遠に温泉の淵に立ち続けるのだ。
そして死にたいと思っても死ねないので ――そのうち裸真紅は考えるのをやめた。

源泉を薄める施設を蒼星石が突貫で作ったことで、温泉は薔薇屋敷の露天風呂として
気持ちよく利用できるようになり、発掘者の雛苺の功績を称え、尿苺温泉と名付けられた。

裸真紅は、慈愛の女神像として尿苺温泉の入湯者を今日も優しく見守り続ける。
まるで太古の昔からそうであったかのように、そしてこれからも永久に。



裸真紅像「……」

ジュン「よっ、真紅! 今日も温泉に入りに来たぞ」

一葉「あぁ~、身も心も生き返るんじゃ~」

二葉「何で急にジジイ言葉になったの? 兄さん」



蒼星石のオクトーバー噴出フェスト 『終』




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2017/10/06 19:31:33 コメント19 ユーザータグ ローゼンメイデン

コメント

※136200 :No name:2017/10/06 19:44:46
ディアンドルカナ想像したら究極の可愛さだし水銀に似合ってるって言って欲しい感じもカワイイだ。
※136201 :No name:2017/10/06 19:50:14
更新頻度あがっててうれしい…うれしい…
※136202 :No name:2017/10/06 19:51:55
あーもうめちゃくちゃだよ(歓喜)
※136203 :No name:2017/10/06 20:19:37
>>チンポ○

パワプロかな?
※136204 :No name:2017/10/06 21:04:20
尿苺温泉…恐らく世界一汚い名前の温泉だろうな
※136205 :No name:2017/10/06 22:03:22
しといちご? にょうばい?
※136206 :No name:2017/10/06 22:06:04
タイトルの「噴出」からゲロ失禁を想像できなかった私は修行が足りない
真紅が裸になっても全然ありがたくないが次回?の復活劇に期待
※136207 :No name:2017/10/06 22:10:40
確か…北海道の方言…!
グルグル観てるな。面白いよね。

血ソーセージが来るかとおもったがそんなことはなかった。
※136208 :No name:2017/10/06 23:43:33
すぐ更新が来てウレシイ・・・ウレシイ・・・
薔薇屋敷がイベント色々開いてくれるのでジュン達は充実した生活送れてるな(ゲロと尿塗れだけど)
※136209 :No name:2017/10/07 00:31:13
尿苺温泉に一番風呂って…掘り当てた経緯からして雛苺の尿含有温泉(高濃度)じゃね?

汚物ネタに事欠かない真紅さん、今まで浴尿ってあったっけ?
※136211 :No name:2017/10/07 03:19:06
クッソ汚いオールスターズ。。!!

SLPYさん、酔いが深い。

そんな中でカナだけがまとも&理性保ってるドールかしらーー!!!

あまり悔しくないのが悔しいとかよぉ!
※136212 :No name:2017/10/07 06:30:46
真紅たちがアトムやロックマンみたいな科学の子なら吐瀉物や排泄物が危険物質なんだろうな…
※136216 :No name:2017/10/07 14:53:27
ドール紹介がてつをで愛に勇気を与えられそう(確信)

今回の失禁リスト
雛苺 ウレション(一回目)、キャベツ(二回目)
金糸雀
一葉 大声を出したり、ふと力んだ瞬間に
真紅 ゲロ
翠星石 ゲロ

うーんこ、の見事に桜田家の三馬鹿と単に馬鹿と言われるドールズ勢揃い

雛苺の失禁で温泉わくって、
前回の「風呂場で失禁がないの物足りない」とか言ったことへのフォローだとすれば、
この奥ゆかしさは最早殆どブッダでは?
ナムアミ・ダ・管理人=サン!
※136227 :No name:2017/10/08 16:04:22
地の文でどう言われようが暫くしたら復活しているだろうと思わせてしまう真紅マジ真紅
※136233 :No name:2017/10/08 18:56:19
雪華さんのソーソージ発言は誤字なのかギャグなのかで悩む。
※136239 :No name:2017/10/09 01:04:46
この真紅像マ―ライオンしそうで嫌だなぁ
※136240 :No name:2017/10/09 09:33:08
おふるまいの中に庭師がnフィー絡みのアレ試作食とかしれっと入れてきそうと思ってたが
それどこじゃなかった
※136251 :No name:2017/10/09 21:38:48
真紅の復活能力とカナの帰巣能力はマジパナイ、カーズは見習え
※136657 :No name:2017/11/02 22:55:59
ゼロ主役がずっと眠り続けてる間に
この真紅さんはどんだけ激しく生と死(みたいなモン)繰り返すのか

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