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452 :桜田ジュンの洗浄『トライアヌスの女帝』:2013/06/17(月) 20:11:11.71 ID:VnzPXIaw
真紅「それでねそれでね! その時、水銀燈は何て言ったと思う?」

翠星石「もったいぶるなですぅ真紅」

雛苺「続きが気になるの~! 早く話してぇ、早く~!」

真紅「ウフフ、せっかちさん達ね、翠星石に雛苺。いいわ、教えてあげる。
    水銀燈は『一つだけ言える事がある、乙女は黒に染まれ』ってのたまったの」

翠星石「ぶふーっ! マジ話ですかぁ!? それぇ!」

雛苺「きゃははは! 水銀燈の人、絶好調なのよ~」

翠星石「あひーっ! ひーっ! 『染まれ……黒に染まれ』て……ッ! あの御人はいつも笑わせてくれるですぅ!」

真紅「ええ、流石は『最凶の逆十字』よね。一目置かざるを得ない、あのセンスには」

雛苺「も、もうダメ! ヒナ、笑いすぎてヒキツケ起こして死んじゃうのー」


453 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 20:13:23.67 ID:VnzPXIaw
ジュン「……」ガチャリッ

真紅「あ、ジュンお帰りなさい。早かったわね」

ジュン「……」トボトボ

翠星石「どうしたですチビ人間? お家に帰った時には元気に挨拶するもんですよ」

雛苺「うぃ。桜田家お約束条項にもちゃんと定められているルールよ」

ジュン「……」ボフッ

真紅「あらやだ? 制服のままベッドにダイブ?」

翠星石「何か分からんですが、すっごいブロークンハートのようですね」

雛苺「学校で何があったのよジュン~?」

ジュン「……終わったんだ」

真紅「は?」

ジュン「僕の青春も……人生も、もうオシマイだよ……」

翠星石「んんん? 何です何ですぅ? ネガティブオーラ全開じゃねーですか」

雛苺「まるで今日で地球が爆発して無くなるみたいなのよね」

真紅「ジュンみたいなタイプは、そういうカタストロフ的な状況では逆に元気になるもの。
    私の見立てでは、このジュンのいじけっぷりは限りなく個人的な原因ね」

雛苺「そうなのぉ?」

ジュン「……」

真紅「どうせ、また梅岡先生に生き恥でも晒されたんでしょ?」

翠星石「かーっ! 全然、成長しない男ですねチビ人間も。
     今度は、何の下書きを貼りだされたです? ひょっとして、やおい本ですか?」

ジュン「違う。そんなんじゃない」

真紅「じゃあ、どんなのよ? 話してくれなくちゃ何も分からないじゃない」

雛苺「うぃ! ヒナ達はいつでもジュンの味方なの! 相談してして~」

ジュン「……」


454 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 20:15:21.04 ID:VnzPXIaw
ジュン「僕が何を言っても、笑わないって誓うか?」

真紅「誓う」

雛苺「誓うの」

翠星石「誓うですぅ」

ジュン「本当に?」

真紅「ええ」

雛苺「乙女に遺言は無いのよ!」

翠星石「遺言じゃなくて二言ですよチビチビ」

ジュン「本当に本当だろうな?」

真紅「くどいわね。お父様に誓って、ジュンのことを笑わないわ」

翠星石「さっさと悩みを開放しやがれですチビ人間」

ジュン「……陽性だったんだ」

真紅「は?」

雛苺「よーせー?」

翠星石「健診で何か引っかかったのですか?」

真紅「あ!? ひょっとして尿蛋白? ダメよジュン。尿検査の前日は自重しなくちゃ……」

ジュン「違う。……ギョウチュウ検査で、陽性だったんだ」

翠星石「ギョウ……?」

雛苺「チュウ……?」

真紅「……それってケツペッタンの、あの青いセロファンの?」

ジュン「そう。その青いセロファンの」

翠星石「つまり、チビ人間のお腹の中に虫がいる……と?」

ジュン「そういうこと」

真紅「ギョウチュウ……って、貴方! ジュン……、今時?」プルプル

翠星石「だ、ダメですよ真紅! 笑っちゃ! 約束したじゃないですか……くく」プルプル

真紅「……そ、そうよね。我慢しなくちゃ! で、でも! でも! 腹の底から、笑いの衝動が」ピクピク

翠星石「翠星石もですぅ! けど、これを耐えねば! お父様に誓った手前」プルプル

真紅「もうだめ! 耐えられない! こうなったら、こうするしかない!」ガブゥッ

翠星石「ぬおおっ!? 真紅が自分の舌を噛み切りやがったですぅ!?」

雛苺「そこまでして笑いをこらえなくちゃなの!?」


455 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 20:16:49.82 ID:VnzPXIaw
真紅「はー……っ! はー……っ! 何とかこれで波は乗り越えられたわ」

ジュン「もういっそ、笑ってくれた方がまだマシだ」

雛苺「それはともかく! お腹の中で虫を飼っているだなんてカッコいいのよ、ジュン!」

ジュン「無理な慰め方しないでいい」

真紅「と言うかジュン、ギョウチュウ検査だなんて中学校でもするの?」

ジュン「梅岡先生の気まぐれだよ。おまけに僕が陽性なことをホームルームで……クラスメイト全員の前で公開しやがって」

翠星石「おうおう、クラスメイトにばれちまったのですか。そりゃご愁傷様ですぅ」

ジュン「おかげで、その瞬間から僕のあだ名が満場一致で『虫使い』に決定だよ」

雛苺「ふぉおおおお! 虫使いだなんて、やっぱりジュンはかっこいいのー!」

真紅「中級のジョブみたいね」

ジュン「何のだよ」


456 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 20:19:31.13 ID:VnzPXIaw
真紅「それにしても、全校集会でゲロの次は『虫使い』だなんて。ジュンは楽しい子だわ」

翠星石「桜田ジュン伝説はとどまるところを知らねーです」

雛苺「うぃ!」

翠星石「待てですよ。インパクト的にはギョウチュウもゲロも同格。
     ……だったら、あだ名は虫使いよりも『ゲロムシ』の方がいいです」

真紅「素敵。ゲロっ吐きと虫使いをマスターしなきゃ転職できない上級ジョブね」

雛苺「ジュンは上級なの!」

ジュン「勝手にあだ名をパワーアップさせるな。しかし、これでよく分かっただろ?
     もう僕のスクールライフが完全にオシャカになったってことが……」

翠星石「うーむ、そうですね。ゲロムシが今後、汚名返上できる機会は皆無に等しいですぅ」

真紅「ゲロ+ギョウチュウのイメージを払拭させるのは並大抵ではない」

翠星石「『実はホモでした』ってカミングアウトするってぇのはどうですぅ?」

ジュン「何を言い出すんだよ翠星石!?」

真紅「逆効果じゃない? ゲロムシが『ホモゲロムシ』になるだけよ、それじゃ。
    下手すると、虫の感染経路がホモ行為にあると勘ぐられかねないわ」

雛苺「明日、宇宙に旅立つぐらいのインパクトじゃなきゃ無理なのよね」

真紅「そうそう、そんな感じ」

ジュン「はぁあああ……憂鬱だよ。虫そのものより周囲の視線がつらい。悪いが、ちょっと静かに眠らせてくれ」

真紅「分かった。私達は部屋から退散するわ」

翠星石「お大事にですぅホモゲロムシ」

雛苺「早く元気になってなのよホモゲロムシ」


457 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 20:21:11.58 ID:VnzPXIaw
真紅「さて……と、どうしたものかしら」

翠星石「チビ人間の部屋では遊べなくなっちまったですね」

雛苺「どうするぅ? リビングでくんくん探偵のテレビ見る?」

真紅「いえ、薔薇屋敷に、蒼星石のところへ行きましょう」

翠星石「何故ですか?」

真紅「何故って、そりゃ蒼星石にジュンの虫の事を言いふらしに……じゃなかった、蒼星石にジュンの事を相談しによ」

翠星石「本音が先に出てたですよ真紅。でも、翠星石は真紅のそういうところが好きですぅ」

雛苺「蒼星石は何でも良く知ってるから、きっとジュンの力になってくれるのよね」

真紅「ええ、蒼星石だけでなく一葉老人、二葉幽霊そしてオディール・ザ・住み込みメイドにも言いふらしましょう」


458 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 20:24:22.50 ID:VnzPXIaw
§そんなこんなで薔薇屋敷

蒼星石「へー、ジュン君がギョウチュウ検査に引っかかったんだ」

翠星石「そうなんですぅよ蒼星石」

オディール「ファンタスティック!」

一葉「それはまた災難だったな桜田君も」

二葉「僕らの時代にならまだしも、今時、珍しいんじゃないの? ギョウチュウなんて」

蒼星石「そうでもないですよ二葉さん。ギョウチュウはヒトからヒトの間だけでその感染経路が完結していますから
     未だに児童の10~20%は虫持ちです。ジュン君のような中学生では、それよりも感染率低いでしょうけど」

翠星石「おうおう、早くも蒼星石のウンチク炸裂です」

真紅「頼もしいわ蒼星石」

オディール「それでジュンボーイは平気なのでスか? お腹の中に虫がいたりして、苦しくないのでは?」

雛苺「そういえば、ちょっとジュンしんどそうだったのよね」

真紅「あれはどちらかと言えば、精神的にグロッキーだっただけじゃない?」

翠星石「むしろチビ人間の小さな腸内に巣食う破目になった虫さんの方がかわいそうですぅ」

真紅「言えてるわね。何を好き好んで窮屈なところへ……」

オディール「ウィ! 私、見まシたよ目黒の寄生虫館で! ギョウチュウは大きなもので10メートル近くにもなるんでスから」

雛苺「ええええ!? 10メートルゥ!?」

真紅「何それ!? ローゼンメイデンを全員縦に並べたのと同じかそれ以上じゃない!!」

翠星石「そ、そんなのがチビ人間のお腹の中に!? ど、どうやって入っているんですか!?」

一葉「フォッセー君。それはギョウチュウじゃなくてサナダムシだ」

オディール「?」

蒼星石「オディールさん、確かに一部の種類のサナダムシは長大です。が今回、ジュン君が陽性だったギョウチュウとは
     別の寄生虫です。ギョウチュウは大きくても、せいぜい1センチメートルかそこらです」

オディール「エクスキュゼモア(ごめんなさい)。私の勘違いでシたか」

翠星石「なーんだ、せいぜい1センチぽっちのギョウチュウですか~」

雛苺「つまんないのよ。虫使いとして貧弱なの」

真紅「ええ。夢が無いわ。せめて15センチぐらいは、あってほしかった」


459 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 20:48:20.23 ID:VnzPXIaw
翠星石「やれやれ、チビ人間も無駄に落ち込みすぎですぅ」

真紅「全くだわ。そんなに小さいギョウチュウが、お腹の中にいたから何だってのよ」

蒼星石「確かに。宿主の栄養状態が悪かったりしなければ、強い害があるわけじゃないからね。ただ、先も言ったように
     これはヒトからヒトへと移るから。体力の無い乳幼児やお年寄りに移らないように感染者は治療を受けなくちゃいけない」

二葉「お年寄りだってさ。兄さん、危ないんじゃないの?」

一葉「……」

蒼星石「大丈夫。今の時代、良い薬がありますから、病院で処方してもらって
     それを飲めばジュン君の虫も簡単に落ちますよ。ただ少し時間がかかりますが」

オディール「時間がかかる? 何故でス?」

蒼星石「ギョウチュウは卵を宿主の肛門周りに産むんです。だから薬がそこには到達しづらいですし、虫卵は耐久性もある」

真紅「あらやだ、ジュンのケツの穴の周りには虫卵だらけってこと?」

蒼星石「ま、そうだね。例の青いセロファンシールは、それを取って調べるためのものだ」

二葉「へぇー」

翠星石「しばらくはチビ人間に遊びでカンチョーするのは控えたほうがいいですね」

雛苺「うぃ」

蒼星石「乙女的には未来永劫、控えたほうがいいと思うよ」


460 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 20:51:20.63 ID:VnzPXIaw
蒼星石「……ギョウチュウは宿主の括約筋が弛む就寝中に、肛門から出てきて卵を産みつける。
     この時に痒みが発生するから、宿主は無意識的に患部を掻いてしまう。
     それで指や爪についた卵が拡散、新たな宿主へ経口感染するというわけだ」

オディール「オーゥ、なにやらグロテスク」

真紅「けれど、生命の神秘だわ。ギョウチュウですら私達人形よりも余程よく出来ている」

一葉「感心してどーする」

雛苺「ねぇねぇ、ジュンは今おねんねしているの! ひょっとして虫さんは今も、卵を産んでいるかもしれないのよね」

蒼星石「毎回、宿主が寝るたびに生むわけじゃないけれど」

真紅「しかし、それはジュンのアナル、いえアヌスを観察しなくては分からない。果たしてジュンのアヌスに
    ギョウチュウは出てきているのか、いないのか。言わばシュレディンガーのネコならぬ、シュレディンガーのギョウチュウね」

二葉「シュレディンガー泣くよ」

翠星石「ギョウチュウの貴重な産卵シーンですか……。見たいですぅ! 好奇心がツンツン刺激されるですよ!」

オディール「私も見たいデース! 標本じゃなくてリアルの寄生虫! 小さなジュンボーイの小さなギョウチュウでも!」

雛苺「ヒナもヒナも~! ジュンの虫さん見た~い」

真紅「私もよ」

一葉「おいおい……」

蒼星石「できれば僕も後学のために……」

二葉「そ、蒼星石まで!?」

蒼星石「百聞は一見に如かず、です二葉さん」

真紅「珍しく意見が合ったわね蒼星石」

蒼星石「……僕も好奇心には勝てない性質だから」

翠星石「それでこそ翠星石の双子の妹ですぅ」

蒼星石「よし! それじゃ善は急げだ!」

雛苺「わぁい! 行こ行こ! オディール」ぐいっ

オディール「ウィ! ご一緒させてもらいまスよ薔薇乙女の皆さん!」

翠星石「いやっほー! 大急ぎで桜田家へ帰るです」

真紅「レッツ、ジュンのギョウチュウ観察ね」


462 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 21:10:12.29 ID:VnzPXIaw
一葉「……行ってしまった。蒼星石とフォッセー君まで」

二葉「止めなくてよかったのかい兄さん?」

一葉「そんな暇は無かっただろ。二葉、お前ちょっと追いかけて彼女達が暴走しないように、少し頑張ってくれないか?」

二葉「ええ? やだよ、めんどくさい。兄さんが自分で行きなよ」

一葉「老人がギョウチュウに感染するのは望ましくないんだろ?」

二葉「うっ!? わ、分かったよ。分かりました。僕が行けばいいんだろ……」

一葉「頼んだぞ二葉」


463 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 21:23:05.56 ID:VnzPXIaw
§桜田ジュンの部屋

ジュン「……zzZ」

真紅「ふふふ、のんきこいて寝ているわね」

雛苺「今、ジュンのお尻の穴にギョウチュウさんが出てきているのよね?」

蒼星石「それは見てのお楽しみだ」

オディール「興奮してきまシた」

翠星石「で、どうやってチビ人間の小せぇケツの穴をご開帳するのですぅ?」

雛苺「ジュンが目を覚ましたりしたら、水の泡なのよ」

真紅「このパンツ職人(※)真紅様に任せなさい」


※パンツ職人とは
寝ている人に気付かれずにパンツを脱がすことの出来る技能を持つ者のこと。
その歴史は古く、有史にパンツが登場するとほぼ同時に誕生したという。
熟練者は起きている状態の人からもパンツを気付かれずに脱がせられるとか。


翠星石「流石は真紅です。いつの間にそんなアビリティを身につけていたですか?」

真紅「それは秘密よ。そして初対面でいきなり私のパンツを確認しやがったジュンに復讐できるチャンスでもある」

蒼星石「パンツ見られたから、相手のアヌスを見るって釣り合い取れてないんじゃない?」

オディール「ノン! 乙女のパンツと男子のアヌスは等価交換でース!」

真紅「そういうこと。それと静かにしてね皆。私も集中力を高めなくてはならないから」

雛苺「真紅、あいと、あいとー」

オディール「グッドラック! 真紅!」


464 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 21:29:19.30 ID:VnzPXIaw
真紅「では、作戦行動に移るのだわ。ホーリエ、あなたもついてらっしゃい」モゾモゾ

ホーリエ「……」ゴソゴソ

翠星石「真紅がチビ人間の布団に突入したですぅ」

オディール「何故、ホーリエまで一緒に?」

蒼星石「ライト代わりだね。布団の中は暗いから」

オディール「布団ぐらい取っちゃえばいいのでは?」

蒼星石「いや、布団の被さっている感触を残したままで作業したほうが標的に気付かれにくい」

翠星石「なるほど~」

ジュン「……」zzZ

真紅「くっくっく。年貢の納め時ねジュン。貴方のアヌスを白日の下へと晒し
    真紅ちゃんがラガーマンのように華麗にトライをキめてあげ……ッ?」グイグイ

ホーリエ「……」ちかちか

真紅「むっ!?」

ホーリエ「……?」

真紅「な、なんてこと!? 制服のズボンのベルトを締めたままジュンは寝ている!」

ホーリエ「!?」

真紅「こ、これでは難易度ウルトラCよ! 私のスキルでは今のジュンのパンツを脱がすことはできな……」

ジュン「……」ぷす~

真紅「ッッッ!?」


466 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 21:36:10.38 ID:VnzPXIaw
真紅「ぬわーーーーーーーーーっ!!?」バッターン

蒼星石「真紅!?」

雛苺「真紅ぅ!?」

翠星石「どうしたです!? いきなり布団から飛び出て……!?」

真紅「ゲホッゲホッ! オエエエッ」じたばた

オディール「こ、このピュアントゥール(悪臭)は、まさか?」

翠星石「寝っ屁したですかチビ人間!? そ、それを真紅は逃げ場の全く無い布団の中で、もろに至近距離で!?」

真紅「さ、流石は上級ジョブ『ホモゲロムシ』の寝っ屁! もうダメ。真紅ちゃん再起不能……立ってられない……」ガクッ

雛苺「し、真紅! しっかりして! 真紅ぅううううう!!」

真紅「み、みんな……仲良うせなあかんよ」ゲロリ

オディール「オーノー! 真紅がゲロ吐いてリタイアですよー!?」

蒼星石「目を閉じるんじゃあない! 真紅! 真紅ッッ!!」


    .ィ/~~~"ヾ
  、_/ /  ̄`ヽ}
  ,》@ i(从_从))  しーん……
  .||ヽ|| ‐ω‐ノ 
  ≦ ノ つ!;:i;l 。゚・
 テ と_)i:;l|;:;::;:::⊃ びちびちびち
    ⊂;::;.,.';;;;'::.:.;::.⊃


蒼星石「なんてことだ……」


467 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 21:42:11.13 ID:VnzPXIaw
ジュン「……zzZ」

翠星石「それはそうと、こんだけ大騒ぎしたのにチビ人間はグッスリのままです」

雛苺「真紅は犠牲になったけど、ヒナ達にはまだチャンスがあるのよね」

蒼星石「鋏で無理やりズボンとか切っちゃおうか」

オディール「オゥ! ナイスアイデア」



二葉「はい、そこまでだよ。みんなー」ニュッ



翠星石「ヤングおじじ!?」

オディール「いきなり壁抜けで現れないでくだサい。ハートに悪いでスよ!」

二葉「ごーめんごめん。とにかく、これ以上ジュン君を辱めるのはやめたまえ」

蒼星石「そんな! 僕達は辱める気なんて……」

翠星石「そうですぅ! 翠星石達はただ、チビ人間のケツの穴でギョウチュウが
     生命の営みをしているところを観察して、ビデオに撮りたいだけなんですぅ!」

二葉「ビデオにまで撮るつもりだったのか。とにかくダメダメ」

雛苺「何でもかんでもダメダメだなんて言われたらヒナ達に自由はないのよー!」

翠星石「そうですそうですぅ!」

蒼星石「学術的にも価値のあることなんですよ二葉さん!」

二葉「あーもう、蒼星石まで……。しょうがない。こうなったら……」ヒュパッ

オディール「オゥ!? 二葉さんがジュンボーイに!?」

翠星石「チビ人間の中に入ったですか!?」

蒼星石「まさか……!?」

ジュン(二葉)「その、まさか。ちょっとジュン君の体を借りるのさ」ムクッ

雛苺「あやややや!? ジュンが起きたのよ!」

蒼星石「違う! 二葉さんが憑依したんだ。ジュン君の意識はまだ寝ている!」

翠星石「なんですとー!? そんなの、白薔薇や悪霊のやることじゃねーですか!」

ジュン(二葉)「君達にいたいけな少年のアヌスを弄ばれるよりはマシさ」ダダダッ

蒼星石「あ、逃げた!?」

オディール「どこかに隠れる気ですね!」

雛苺「かくれんぼなのよ?」


468 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 21:47:53.71 ID:VnzPXIaw
蒼星石「いや違う! あのジュン君の足取りは、逃げるだとか隠れるだとか
     そういう感じじゃあ、なかった! 何か確固たる目的がある走りっぷりだ!」

翠星石「目的? 目的地があるってことですか!?」

オディール「……どこへ!?」

蒼星石「有栖川病院……!」

雛苺「病院?」

蒼星石「水銀燈から聞いたことがある! 有栖川病院の内科だか肛門科だかには
     非常にアグレッシブなギョウチュウ除去法があると!!」

翠星石「なんですとー!?」

オディール「そ、それは一体!?」

蒼星石「口から普通に薬を内服させるとともに、肛門からも念入りな腸内洗浄を施し
     さらには、ごんぶとの座薬を注入するという画期的な方法だ!」

オディール「ごんぶと!?」

蒼星石「この方法だと、一発でギョウチュウが駆除できるらしい!!
     長年、肛門にトラブルを抱えた多くの患者さんを診続けた伝説的な女医が開発した医療法だ!」

翠星石「女医ですか」

蒼星石「肛門へのあくなき挑戦と情熱、試行錯誤を称えられて彼女はアヌスの神様とか
     トライアヌス女帝と呼ばれている。きっと二葉さんも、何処からかその情報を仕入れていたんだ!」

翠星石「……と言うことは?」

蒼星石「二葉さんが病院に駆け込む前にジュン君のボディを取り返さなくては!
     病院に入られたらアウトだ! ギョウチュウは取り除かれ、観察できない!」

雛苺「えええーーっ!?」

オディール「そんな!? 今から追いつけるのでスか」

蒼星石「分からない! だが、諦めない限り可能性はゼロじゃない!」


469 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 21:49:18.21 ID:VnzPXIaw
§大体終わって日が暮れて・有栖川病院・肛門科治療室前

蒼星石「……と格好つけてみたけれど、結局追いつけなかったか」

オディール「あれだけ、じっくりと蒼星石の解説を聞いてしまっていまシたから」

翠星石「ですよねー」

雛苺「説明は短く簡単になのよ蒼星石」

蒼星石「ごめん。僕の悪い癖が出ちゃったようだ」

翠星石「今、できるのはこの扉の向こうでチビ人間が綺麗な体に生まれ変わるのを指をくわえて待つだけですか」

蒼星石「まあまあ、ひょっとしたら『ご家族の皆さん』である僕らには後で
     ジュン君から採取されたギョウチュウを見せてくれるかもしれないよ?」

翠星石「翠星石はギョウチュウの産卵シーンが見たかったですぅ」

オディール「ウィ。しかし、ギョウチュウだけでも見られるのであれば、待つ価値はあるかと」

雛苺「そうなの翠星石。最後まで希望を捨てちゃダメだわ」

翠星石「……ですか」


470 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 21:58:42.61 ID:VnzPXIaw
§肛門科治療室内

女医「それじゃ診察台の上で横になって頂戴。全裸で」

ジュン(二葉)「はい! ドギツイのを一発よろしくお願いします!」

助手「そう緊張しなくて大丈夫。この先生はアヌスの神様なんだ。
    ズボンの上からの視診だけでも、その人のケツの穴の皴の数まで言い当てられるんだから」

女医「しかし珍しいわね、坊やみたいな若い子が自ら望んで、この治療を」

助手「確かに。時間さえかければ薬を飲むだけで治るものですから
    あんまり、この方法を選ぶ人いないんですよね。お陰で待ち時間なしですぐに処置に移れるってのもありますが」

ジュン(二葉)「いやいや、その時間が惜しいんです! 本当に画期的ですよ、この治療法は! 先生!」

女医「ああ! 分かってくれるのね、あなたは!」

助手「この治療法、開発してよかったですね先生!」

女医「ええ! 久々に腕がなるわ! サービスするよ桜田ジュン君! トライアヌスの女帝の
    ギョウチュウ除去テクニックのフルコース……覚悟はいいわね? 洗浄チューブ、特大座薬、息つく間を与えないんだから」

ジュン(二葉)「ばっちこーい!」

女医「その意気や良し! 君、機器の準備は!?」

助手「完璧です! さあ、始めましょう! 先生!」



二葉(これでオッケー、あとはジュン君がんばってくれよ!)スルーリ



ジュン「……うぇあっ? え? え!? な、何ここ!?」パチクリ

助手「こ、こら!? 急に暴れないで。今、ワセリン塗ってるんだよ!?」

女医「今更怖くなったの? 大丈夫、優しくするから……」

ジュン「え!? えっ!? ちょっ? ええええ~~~っ!?」

女医「よし、洗浄機器挿入、行くよ! いっせーの」

助手「せっ」

ジュン「ッ!?」ずぶり


471 :創る名無しに見る名無し:2013/06/17(月) 22:01:37.70 ID:VnzPXIaw
§肛門科治療室前

???『ギャアッーーーーーーーーーーーーーーー!!!』

???『我慢するんだ! 男の子だろ!』

???『痛いのは最初だけよ! だんだんそれが良くなってくる!』



雛苺「あ、ジュンの声が聞こえたの」

翠星石「ギョウチュウ洗浄が始まっちまったようですね」

二葉「なんとか今回はジュン君の男としての尊厳を守りきれたな」ニュッ

蒼星石「……二葉さん。ジュン君の体から戻ったんですね」

オディール「次は負けないでスよ二葉さん!」

二葉「次って何のことですか、もう……」

全員『あははははははは……』



桜田ジュンの洗浄『トライアヌスの女帝』 終



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2013/06/18 22:12:45 コメント34 ユーザータグ ローゼンメイデン

コメント

※99545 :No name:2013/06/18 22:25:02
なんというか、流石SLPY
※99547 :No name:2013/06/18 22:42:40
金糸雀は過去アレを口にしてしまったがギャグっぽさと「まあ金糸雀だから」ということでそこまで評価は落ちなかったんだけど
今回のは蒼星石を見る目が変わっちゃう、かも、と思わずには居られなかった。最後の砦だと思ってたのに…!(5割くらいは)
あと人口精霊の登場が久しぶりな気がした
※99548 :No name:2013/06/18 22:57:52
SLPYはホモ、ないしアヌスにただならぬ興味がある事は間違いない。
※99549 : :2013/06/18 23:02:28
星で上がったジュン株を下げて余りあるこのラッシュ
※99551 :No name:2013/06/18 23:16:32
今回ジュンの乙女力は大幅にポイントダウンしたな。
※99553 ::2013/06/18 23:34:43
今までの肛門記事はこれの布石だったのか…
見事だ管理人、褒美に俺の肛門を貸してやろう つ*
※99554 :No name:2013/06/18 23:38:49
ジュン…人は滅ぶが、それで終わりではないぞ…
※99555 :No name:2013/06/18 23:41:03
肛門記事連投は今回のタロットの前置きだったのか…
惜しむらくは医者がハドリアヌス似の髭もさじゃなかったことだな
※99557 :No name:2013/06/18 23:41:54
雛苺「ジュンの初めてはトゥモエのものだと思っていたの~~~♪」
※99564 :No name:2013/06/18 23:53:49
ここんとこアルネタ続いてようやくローゼンが来たと思ったらwwww
蒼ちゃんが暴走するとは珍しいがもうちょっと別の方向だったらよかったのに
※99565 :No name:2013/06/19 00:14:15
「長年、肛門」
長門に見えてしまった
※99566 :No name:2013/06/19 00:19:08
トライアヌスってそーゆー意味かよw
※99571 :No name:2013/06/19 01:24:49
酷すぎィ!!wwwww
※99576 :No name:2013/06/19 02:37:08
梅丘はそろそろ教員免許剥奪しないとダメだろw
※99577 :No name:2013/06/19 02:39:02
トラヤヌス、もといトライアヌスの荘厳チックなイメージが……

寄生虫ダイエットなるものが存在したけどありゃサナダ虫か
※99584 :No name:2013/06/19 08:36:36
仕込みが凄いけど、素直に褒めたくない不思議!
※99589 :No name:2013/06/19 11:32:03
タイトル見て「トライアヌスwwwまさかなwwwまさかwwwww」
って思ったのに流石SLPY
※99593 :No name:2013/06/19 13:12:44
僕もジュン君のアヌスに股間のごんぶと座薬を注入したいです(半ギレ)
※99594 :No name:2013/06/19 13:35:05
いわくつきのアイテム絡みで何かの呪いを解く話かと思ったので
蒼星石の蘊蓄披露がああなると思わなかった・・・
※99595 :No name:2013/06/19 14:04:20
最近性的な記事ばかりまとめていたから
「陽性」と聞いた時にヒヤッとしただろいい加減にしろ(憤慨)
※99601 :No name:2013/06/19 15:47:40
梅岡はやっぱ教師に向いてないだろ
※99602 :No name:2013/06/19 17:18:56
ジュン君悲惨
もう乙女やってるの雪華薔薇銀くらいなんですがそれは
※99603 :No name:2013/06/19 17:31:57
SLPYが「実はホモでした」とカミングアウトする?(難聴)
※99606 :No name:2013/06/19 19:02:40
梅岡も梅岡だけど
3バカはそれ以上にひでえ…
※99608 :No name:2013/06/19 19:05:44
もう銀薔薇二人がローゼン槐各代表アリスで良いよ

関係無いけど肛門科の女医と聞いても某痔のカリスマしか思い出せねえ
※99611 :No name:2013/06/19 22:00:28
とうとうローゼンssまで侵食されたか
これ管理人が書いてるんじゃないだろうね?
※99615 :No name:2013/06/19 22:40:16
お役目様の名台詞が台無しに……


だがそれがいい!
※99627 :No name:2013/06/20 09:17:04
梅岡と3馬鹿とSLPYの株をすべて下げるとんでもない記事だな・・・
※99632 :No name:2013/06/20 13:05:00
トライアヌスと聞いて
『ついに三馬鹿が脱ぐか……!』
と思ったら違った。とんだ逆アナルだった。
※99643 :マロン名無し:2013/06/21 08:30:30
最近このブログ黄門ネタ多すぎだろw
※99647 :No name:2013/06/21 17:32:14
復学させておいてこの仕打ち、汚いさすが梅岡汚い
※99658 :No name:2013/06/21 23:02:14
しわを数えるのは早苗さんのトラウマをフラッシュバックさせるのでやめてさしあげろ
※99688 :No name:2013/06/22 13:47:43
>真紅「しかし、それはジュンのアナル、いえアヌスを観察しなくては分からない。
    果たしてジュンのアヌスにギョウチュウは出てきているのか、いないのか。
    言わばシュレディンガーのネコならぬ、シュレディンガーのギョウチュウね」
>二葉「シュレディンガー泣くよ」

こういう流れのつっこみ最近いい

アリスじゃなくてアヌスゲームになりつつあるな…
※99767 :No name:2013/06/23 23:05:53
おお!久しぶりの新作だ。
待ちわびてたけど、最近肛門ネタだしすぎですよ。

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